モンテッソーリ保育園(幼稚園)てどんな所? 前編
集中力のある子を育てる「モンテッソーリ教育」の理念を取り入れた保育園・幼稚園は現在2000以上あると言われています。
ではそこでは何をやっているのでしょうか?
また、どんな施設なんでしょうか?
我が家では娘を何年かモンテッソーリ保育園に通わせていたので、その経験も合わせてご紹介します。
1.「子供用サイズ」が徹底されている
「主人は子供」「子供をひきつける美しさがなければならない」という概念のもと、椅子・机・手洗い場・棚・・あらゆるものが子供サイズになっています。
保育施設なんだから当たり前と思うかもしれませんが、棚や手洗い場等、意外と「保育士が扱いやすいサイズ」となっている事が多いものです。
2. 身の回りの事は自分で
モンテッソーリ教育には「自分の事は自分で」「自身で生きる力をつける」という事が重要視されています。
うがい・手洗い・着替えの準備・その他必要な支度・排泄、全て自分で出来るように教育されます。
1〜2歳には、自分で身の回りの事が出来るよう指導しています。
3. 「おしごと」の時間
モンテッソーリ教具を使って、その子のやりたい作業を気が済むまでやらせる時間があります。
モンテ施設の一番特徴的な時間ですね。
教具には色々な種類があり、その中から子供が自分でやりたいおしごとを選んではじめます。
多くは感覚・算数・言語・文化に関係した教具となっています。
延々と・・パズルを組み立てる子、ビーズに紐を通す子、国旗を並べる子・・
この時間の子供達の集中力は凄いものです。
お仕事を始めると、何度も繰り返し、延々と、この「お仕事」を続けます。
モンテ施設では、この「子供がおしごとをえらぶ自由」「延々と続ける自由」などを最大限に尊重させ、集中現象を作り上げる環境を整えてくれます。
この時間がある事で、集中力のある子、また精神的にやりたい事が満たされる為に自身のある子が育つと言われているようです。
後半でも引き続き、モンテ施設がどんな所か?という点を書いて行きます。